小宮山 大樹
株式会社INNER FLARE
経営企画室 広報チーム Chateraise PR Team Branding Department
1個のシュークリームが、だれかの一日のごほうびになる。箱を開ける時間、ご家族でケーキを囲む時間…。山梨県甲府市に本社を置くシャトレーゼグループは、そんな「日常のささやかな幸せ」を、お菓子やワイン、ホテルステイといったかたちで届けてきた会社です。洋菓子・和菓子・アイスクリーム・パンなど、約400種類のお菓子を自社工場でつくり、国内外の直営店やフランチャイズ店を通じて、工場からまっすぐお客様のもとへ届けています。その魅力を外に伝える役割を担うのが広報室の方々。今回は広報室の皆さんにシャトレーゼの魅力と、広報としての想いを伺いました。
Q:まず、シャトレーゼホールディングスはどんな会社か、教えていただけますか。
A:シャトレーゼホールディングスは、山梨県甲府市に本社を置く会社で、グループ全体の企画や管理を行っています。グループの中心になっているのは、洋菓子・和菓子・アイス・パン・飲料といったお菓子の製造・販売事業です。自社工場でつくった約400種類のお菓子を、全国に展開するフランチャイズ店舗で販売しています。意外に知られていないのですが、シンガポールやインドネシア、ベトナムなどアジア地域にもお店を展開していて、現地での製造も行なっているんですよ。菓子事業のほかには、ワインや日本酒の酒造、ホテル、ゴルフ場といった事業もグループとして展開しています。どの事業についても、シャトレーゼブランドとして私たちが大切にしているのは、「手の届くプレミアムを、ひとりでも多くの皆さまに。」という考え方です。特別な日のごほうびだけではなく、ふだんの毎日に寄り添うおいしさや楽しさを、安心できる品質とお値打ち価格でお届けしたい、という思いで事業を続けています。
Q:シャトレーゼの始まりについても、改めて教えていただけますか。
A:シャトレーゼの原点は、1954年に山梨県甲府市で開業した「甘太郎」という今川焼き風のお菓子の小さな店です。ぶどう農家だった創業者が家業の手伝いとして始めたお菓子づくりは、その後、アイスクリーム工場の設立や社名の変更、流通革命、フランチャイズ展開、工場の拡張、ホテルやゴルフ場への進出など、少しずつ事業の幅を広げながら、現在のホールディングス体制に至っています。この間には多くの困難や試練があったのですが、常にお客様と向き合いながら新しいことに挑戦することで乗り越えてきました。街の小さなお菓子屋さんが、「おいしいものをもっと多くの人に届けたい」という積み重ねで、ここまで育ってきた会社だと感じています。
Q:現在、特に力を入れている事業や取り組みについて教えてください。
A:一つは、お菓子事業そのものの価値を、もう一段高めていくことです。素材へのこだわりや自社農場・契約農家との連携を続けながら、「この価格で、この品質なんだ」と驚いていただけるような商品づくりに挑戦しています。素材については白州名水や手摘みのよもぎを使用するなどのこだわりに加え、近年は自社農場での苺づくりや放牧平飼い卵の生産も手掛けていて、こうした素材はプレミアムブランド「YATSUDOKI(ヤツドキ)」で扱うケーキに使用されています。
もう一つは、ホテルはじめグループ事業との連携です。お店に来られるお客様にケーキやアイスを楽しんでいただくだけでなく、「旅やレジャーの時間そのものが、お菓子とつながる体験」になるような仕組みづくりに取り組んでいます。
Q:ホテルやゴルフ場、ワイナリーなど多角的な事業について。
A:根っこにあるのは、「シャトレーゼブランドを体感する場をつくりたい」という思いです。例えば、山梨の「YATSUDOKI TERRACE 石和」では、菓子売店・カフェ・レストラン・宿泊施設が隣り合っています。地元のフルーツを使ったスイーツを楽しんでいただき、そのまま温泉とワインと宿泊を満喫していただく。そうした時間全体を一つのブランドとして感じていただけたら、とても嬉しいですね。お菓子は、手に取るのは一瞬ですが、その前後の記憶とセットで残るものだと思っています。旅先で食べたケーキや、ワインと合わせたデザートの記憶が、何年経ってもふとよみがえる。そうした「時間ごと届ける体験」をつくるために、菓子・ホテル・ゴルフ・ワイナリーといった事業を、一本の線でつなげていきたいと考えています。
Q:今まで行ってきたイベントについても教えていただけますでしょうか?
A:直近でいうと、萌木の村さんが夏に行なっている「清里フィールドバレエ」に協賛し、会場で特製のアイスを販売したり、自社ホテルと公演チケットを組み合わせた特別宿泊プランをつくり実施したのですが、演目の「シンデレラ」を商品や空間に展開したので、参加されたお客様に大変好評でした。特にホテルのパティシエが飴細工でつくった「ガラスの靴」の透明美は圧巻でしたね。
あと、4月開催の「信玄公祭り」では重ね捺しスタンプラリー企画に協賛しました。これは県内最大級の集客イベントに集まる皆さまに、グループ関連施設を知ってもらいかったので、シャトレーゼホテル談露館、YATSUDOKI甲府北口、シャトレーゼテラス甲府丸の内店にスタンプ台を置いて回遊していただきました。はがきの絵をコンプリートするとチョコバッキーがもらえる!ということで、先着1000名様に用意したアイスは早々に配布終了となり、改めてお菓子のもつチカラを感じさせられたイベントでした。
その他にも、シャトレーゼが運営する各地のホテルでは、スイーツブッフェやスイーツデコ体験などのスイーツ関連イベントを定期的に開催しています。
スイーツをきっかけに多くの方が笑顔で、幸せな気持ちになってもらえたら嬉しいなと思っております。
Q:これからのシャトレーゼグループはどのような姿になっていきますでしょうか?
A:これからも、お菓子事業を核にしながら、グループのさまざまな事業とのシナジーを追求していきたいと考えています。日本国内では、地域の食材を生かした商品や、新業態を含めた多様な店舗のかたちに取り組みつつ、既存店の魅力を一つひとつ磨き上げていくことになるでしょう。一方で、海外展開も引き続き大きなテーマです。アジアを中心に、日本のお菓子文化を丁寧に届けていきたいと思っています。どの国のお客様にも、「手の届くプレミアム」という価値観はきっと伝わるはずですので、現地の生活や食文化を尊重しながら、長く愛されるブランドに育てていきたいと社員一同考えております!
Q:これから社会に出ていく若い世代に、メッセージをいただけますか。
A:こちらは創業者が入社式のときに新入社員に語っていたことなのですが、、、
利他の心(自分の利益を考えずに相手の幸福を願い、思いやりを持って行動すること)を胸に、世の中の「不平」「不満」「不便」を「平等」「満足」「便利」に変えてゆくべく、チャレンジャーの精神をもっていきましょう、ということですね。振り返ればシャトレーゼの歴史は挑戦とイノベーションの連続でした。
ショーケースに並ぶケーキの向こう側に、畑の風景や工場の人の手、店舗で笑い合うスタッフの姿が見えてくる。シャトレーゼさんには、そんな「見えない景色」を大切にする姿勢がにじんでいました。
小さな「甘太郎」の店から始まり、今では世界中に広がるシャトレーゼグループ。その真ん中にあるのは、特別な日も、なんでもない日も、同じように大切にしたいという思いです。
一日の終わりにふと立ち寄ったお店で、今日の自分へケーキを一つ。そんなささやかな選択の積み重ねを支える会社として、シャトレーゼはこれからも「手の届くプレミアム」をつくり続けていきます。
経営企画室 広報チーム Chateraise PR Team Branding Department
株式会社シャトレーゼホールディングス
1954年に焼菓子店「甘太郎」を創業。1967年にシャトレーゼに社名を変更しました。創業以来、「おいしいものを、お値打ち価格で」をモットーに、いち早く菓子製造のオートメーション化を図り、農場、工場、店舗を一体とした「ファームファクトリー」という独自のビジネスモデルを確立。 素材と品質にこだわった製品は、洋菓子、和菓子、アイスクリーム、パンなど400種に及びます。地域に愛されるお菓子屋をめざし、フランチャイズ店を含む直売店を、国内890店舗(YATSUDOKI含む)、海外7ヶ国170店舗で展開しています。
https://www.chateraise.co.jp/ec/default.aspx